「景01」終演

こんばんは、おぐまです。

 

「景01」終演致しました。

本当にたくさんのお客様にご来場いただきまして、ありがとうございます。

えんとつシアターはその舞台ごとに全く違う世界を魅せる素敵な劇場です。

来年もよろしくお願いします。

 

 

近未来を舞台とした「景01」。

不老不死を手に入れた"ドーム"の中で生きる人達。

遥か昔から人間が望んできた理想の姿。

しかし実際に歳を取らず何百年でも変わらぬ姿で生きられるようになった時、それが果たして真の幸福なのだろうか。

 

なんかそんなお話でした。

 

物語はとある家族のお話。

アルとケイという夫婦、その娘のレア。

そしてケイの妹のメイ。

既に亡くなっているアルの妹であるリルの記憶(ビジョン)。

5人がそれぞれの立場から様々な想いを胸に絡み合っていきます。

 

5人の人生をお客様には見守って頂きました。

どのように感じたでしょうか、何か少しでも、なんでもいいので、感想が生まれていたら嬉しいです。

 

 

 

稽古期間からとても楽しい数ヶ月でした。

あっという間の8回公演でした。

終わってしまってめちゃくちゃ寂しいけど、終わりがあるということは決して悲しいことではないはずなので。

 

「景01」を見てくれた方には伝わるはず。

 

小熊は今回メイという全く報われねえし全く幸せにはなれねえ役をやらせていただきまして、愛情と嫉妬の狭間に生きていましたが、

でも人間生きてれば報われないことばかりで幸せになれないことばかりで、人を愛した分だけ嫉妬もするし。

ごくごく普通の当たり前の感情を演じさせてもらえて楽しかったです。当たり前ではありえない状況でも人の感情は変わらないのですね。

 

千秋楽はセリフが追加されたりして、スペシャルバージョンでした。見られたあなたはラッキー。

 

また次回のカタコンベ公演もよろしくお願いします。

 

ありがとうございました!